第87回皇后杯ファイナルラウンド[準決勝]8連覇に王手を懸けたENEOSと8年ぶりに優勝を狙うトヨタ自動車が決勝進出
2020年12月19日
短期決戦となる「第87回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド」は、早くも準決勝を迎えました。ENEOSサンフラワーズとトヨタ自動車アンテロープスがそれぞれ勝利し、明日12月20日(日)15時より決勝戦が行われます。この試合の模様はNHK Eテレにて生中継。また、バスケットLIVEでも生配信されます。チケットは好評発売中であり、国立代々木体育館では新型コロナウィルスの感染対策を行い、皆様のお越しをお待ちしております。
■皇后杯 ファイナルラウンド 試合結果
【準決勝】
ENEOSサンフラワーズ 78-62 デンソーアイリス
日立ハイテク クーガーズ 67-78 トヨタ自動車 アンテロープス
準決勝第1試合、デンソーアイリスに対し、スピードで上回るENEOSがリードを奪います。その起点となるポイントガードの宮崎早織選手です。前半だけで4本の3Pシュートを決めた宮崎選手は、終わってみれば25点、11アシスト、10リバウンドのトリプルダブル(※スタッツ3部門で2桁を記録)を達成。先発で起用された中田珠未選手も20点を挙げる活躍を見せます。昨年の決勝と同じカードでしたが結果も同じく、78-62でデンソーを破ったENEOSが8連覇に王手を懸けました。
初の準決勝進出を決め、勢いに乗る日立ハイテク クーガーズ。トヨタ自動車に引き離されても、粘り強く何度も追い上げ、諦めない戦いを続けます。しかし、日立ハイテクよりも10本上回ったリバウンド力で、トヨタ自動車が78-67で勝利し、2年ぶりの決勝進出を決めました。ルーキーの平下愛佳選手は3Pシュート3本を含む13点を挙げ、チームを勢いづけています。ENEOSが7連覇する前に優勝したのがトヨタ自動車であり、ふたたび連覇の阻止に挑みます。
■皇后杯ファイナルラウンド
【決勝】12月20日(日)
15:00 ENEOSサンフラワーズ vs トヨタ自動車 アンテロープス