「第87回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会 ファイナルラウンド」は2日目。準々決勝残る2試合が行われ、日立ハイテク クーガーズとトヨタ自動車 アンテロープスが勝利し、準決勝進出チームが出揃いました。

　東西カンファレンスに分かれて実施されているWリーグにおいて、準々決勝で唯一の東西対決となった三菱電機コアラーズvs日立ハイテク クーガーズは今シーズン初顔合わせ。どちらもフィールドゴール50%を越える高確率でシュートを決め合い、手に汗握る接戦となります。最後は谷村里佳選手がオフェンスリバウンドをもぎ取り、少ないリードを守りきった日立ハイテクが83-79で勝利。初のベスト4進出を決めました。

　続いて行われたアイシン・エィ・ダブリュ　ウィングス vs トヨタ自動車 アンテロープス。今シーズンのWリーグでの対戦成績は、20点以上の差をつけてトヨタ自動車が2連勝しています。その戦績どおり、立ち上がりはトヨタ自動車がリードしますが、アイシンAWの宮下希保選手が前半だけで23点を挙げ、41-41と試合を振り出しに戻して勝負は後半へ。トヨタ自動車はルーキーの平下愛佳選手が3Pシュートを決めて勢いづけると、ゾーンプレスでアイシンAWの攻撃を阻止し、一気にリードを引き離して行きます。結局、98ｰ65でトヨタ自動車が勝利し、皇后杯の4強が出揃いました。

■皇后杯 ファイナルラウンド 試合結果
【準々決勝】
日立ハイテク クーガーズ 83-79 三菱電機 コアラーズ
トヨタ自動車 アンテロープス 98-65 アイシン・エィ・ダブリュ　ウィングス

　休息日を挟み、準決勝2試合は12月19日(土)、翌12月20日(日)に行われる決勝戦までのチケットは好評発売中です。天皇杯・皇后杯の全試合はバスケットLIVEにて生配信されますので、こちらもぜひご覧ください。

■皇后杯ファイナルラウンド
【準決勝】12月19日(土)
17:00 　ENEOSサンフラワーズ vs デンソーアイリス
19:00　日立ハイテク クーガーズ vs トヨタ自動車 アンテロープス