日程結果

GAME REPORT

ENEOSサンフラワーズ vs トヨタ自動車 アンテロープス

  • 開催場所
    国立代々木競技場第二体育館
    試合区分
    決勝 W19
    試合期日
    2020年12月20日(日)
    開始時間/終了時間
    15:08 / 16:48
  • クルーチーフ
    渡邊 整
    1st/2ndアンパイア
    緒方 崇 / 小田中 涼子

ゲームレポート

ENEOSサンフラワーズ87
87 18 1st 27 80
トヨタ自動車 アンテロープス80
232nd20
233rd16
234th17

【総評】
ENEOSサンフラワーズ(以下ENEOS)とトヨタ自動車アンテロープス(以下トヨタ自動車)が勝ち上がって迎えた皇后杯決勝。序盤から流れを作り、トヨタ自動車がリードしていく。追いかけるENEOSだったが、要所で3ポイントシュートを決めたトヨタ自動車が、41-47と6点差をつけて前半を折り返す。後半に入り、少しずつENEOSが点差を詰めていく。第3クォーター残り5秒、ルーキー#33中田のシュートで64-63とし、逆転に成功する。流れを引き寄せたENEOSが87-80でトヨタ自動車を下し、8年連続25回目の優勝に輝いた。

【第1クォーター】
ファイナルラウンドはすべて先発で活躍するENEOS#29中村が先制。トヨタ自動車がミスを誘う好ディフェンスで流れを呼び込む。5分44秒、5-13とトヨタ自動車が8点リードし、ENEOSはタイムアウトを取る。しかしトヨタ自動車の勢いを止められず、点差が開いていく。#0馬瓜エブリンの力強いプレーや#12三好の3ポイントシュートで18-27、トヨタ自動車が9点リードして第1クォーター終了。

【第2クォーター】
#52宮澤が3ポイントシュートを決め、ENEOSが21-27と6点差にする。しかし、トヨタ自動車も#15安間が3ポイントシュートを決め返し、9点差に戻す。その後もENEOSが得点を決めれば、トヨタ自動車がふたたび引き離す一進一退の攻防が続く。ENEOSは#52宮澤、#33中田がインサイドを攻め込み、4点差まで詰める。トヨタ自動車も#三好の3ポイントシュートなどを確実に得点につなげていく。41-47とトヨタ自動車がリードしたまま、前半終了。

【第3クォーター】
どちらも集中して、次々と得点を決め合う中、開始4分にENEOS#11岡本が3ポイントシュートを決め、53-54と1点差に迫る。しかし、続くプレーで#12三好が3ポイントシュートを決め返す。さらにトヨタ自動車は連続得点を挙げ、53-59と6点差に戻す。その後もトヨタ自動車がリードを守っていたが、ENEOSが少しずつ点差を詰めていく。残り5秒、#33中田の得点で64-63とし、ENEOSが逆転して第3クォーター終了。

【第4クォーター】
ENEOSは、#11岡本の得点で66-63とリードを広げる。どちらもディフェンスの激しさが増し、ファウルで止めてフリースローが増える。開始2分、#32宮崎がフリースローを2本とも決め、72-65と7点差にする。トヨタ自動車は5分43秒を残した時点で、3回目のタイムアウトを取って反撃に向けた作戦を伝える。しかし、ENEOSの攻撃に対し、トヨタ自動車はファウルを取られ、フリースローを与えて逃げられる。逆に我慢のディフェンスで乗り越えたENEOSが87-80で逃げ切り、皇后杯を征した。

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