日程結果
宇都宮ブレックス vs 川崎ブレイブサンダース
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- 開催場所
- さいたまスーパーアリーナ
- 試合区分
- F M19
- 試合期日
- 2021年3月13日(土)
- 開始時間/終了時間
- 14:08 / 15:50
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- クルーチーフ
- 漆間 大吾
- 1st/2ndアンパイア
- 加藤 誉樹 / 阿部 聖
ゲームレポート
宇都宮ブレックス60 |
60 | 20 | 1st | 19 | 76 |
川崎ブレイブサンダース76 |
14 | 2nd | 22 | ||||
14 | 3rd | 17 | ||||
12 | 4th | 18 |
【総評】
お互い強度の高いディフェンスに定評がある宇都宮ブレックスと川崎ブレイブサンダースとの天皇杯決勝。序盤からお互いのディフェンスが冴え、どちらも大きく抜け出すことができない。しかし3ポイントシュートと速攻が決まり始めた川崎が一歩ずつ抜け出していく。両チームのタフなディフェンスは最後まで続くが、バランスのよい攻撃で得点を重ねた川崎が76-60で勝利し、7年ぶり4回目の天皇杯優勝を果たした。
【第1クォーター】
宇都宮が#9遠藤の3ポイントシュートで先制するが、川崎もすぐに#22ファジーカスのシュートで返してくる。お互い持ち味の固いディフェンスで相手にリズムをつかませずにいたが、先に宇都宮が#18鵤のジャンプシュートなど一歩抜け出す。しかし川崎も#35ヒースのバスケットカウント、#0藤井の3ポイントシュートで譲らない。タフな攻防が続くなか、宇都宮は#6比江島の連続3ポイントシュートで抜け出すが、川崎も大塚の3ポイントシュート、#7篠山のドライブで食らいつく。最後も宇都宮#4ギブスのバスケットカウントが決まるが、川崎#24大塚がジャンプシュートを決めて、20-19。宇都宮が1点リードして、第1クォーターを終える。
【第2クォーター】
セカンドチャンスから川崎#24大塚が3ポイントシュートを決めたところで、宇都宮がタイムアウト。直後に川崎#11増田から#34アギラールにつなぐプレーが出て、川崎がリズムをつかみはじめる。宇都宮も#5ピークスの1対1などでついていくが、川崎は#7篠山、#11増田の3ポイントシュート、#34アギラールのシュートなどで一歩抜け出す。宇都宮は#0田臥の3ポイントシュートで追い上げるが、川崎は#11増田が3ポイントシュートを決め返し、さらにフリースローも決めて、リードを保つ。宇都宮は2度目のタイムアウトで悪い流れを断ち切ろうとするが、川崎ディフェンスをなかなか崩しきれない。そのまま34-41、川崎が7点リードで前半を折り返す。
【第3クォーター】
宇都宮は#22ロシターが自ら外したフリースローの2本目をリバウンドし、自ら沈めて後半をスタートさせる。川崎も#7篠山が落ちついてジャンプシュートを決め、さらに#22ファジーカスがフリースローを決めて、リードを保っていく。さらに川崎#14辻が2本連続で3ポイントシュートを決め、点差が2桁になったところで宇都宮がタイムアウト。しかし、なかなか川崎の固いディフェンスを攻略できない。一方の川崎は#7篠山、#14辻の速攻#34アギラールのリバウンドシュートなどが決まって、リズムを保っていく。宇都宮も#13渡邉の3ポイントシュートが連続で決まるが、終盤のシュートチャンスをものにできず48-58、川崎の10点リードで第3クォーターを終える。
【第4クォーター】
宇都宮#10竹内のリバウンドシュートでスタート。宇都宮の激しいディフェンスに3分間得点のなかった川崎だったが、#0藤井がドライブを決めると、#22ファジーカスもフリースローを決めて、宇都宮を押し返していく。中盤、宇都宮#7テーブスの3ポイントシュートが決まったところで川崎がタイムアウト。直後に川崎#35ヒースがバスケットカウントを決めるが、宇都宮#7テーブスが3ポイントシュートを決め返す。さらに宇都宮は#6比江島の3ポイントシュートで5点差に。しかし川崎は#11増田のバックシュート、#22ファジーカスの3ポイントシュートで再びリードを2桁に押し返す。最後まで厳しいディフェンスを貫いた川崎が60-76で決勝戦を制した。