日程結果

GAME REPORT

アルバルク東京 vs 宇都宮ブレックス

  • 開催場所
    さいたまスーパーアリーナ
    試合区分
    SF M17
    試合期日
    2021年3月12日(金)
    開始時間/終了時間
    15:08 / 17:00
  • クルーチーフ
    加納 康平
    1st/2ndアンパイア
    平原 勇次 / 大野 太裕

ゲームレポート

アルバルク東京54
54 11 1st 15 64
宇都宮ブレックス64
132nd16
153rd14
154th19

【総評】
現在、B.LEAGUE東地区5位のアルバルク東京と、首位を走る宇都宮ブレックスとのセミファイナルは、序盤から宇都宮が強度の高いディフェンスでA東京を苦しめる。第2クォーターに入ってもディフェンシブなゲームは続き、宇都宮が7点リードで前半を折り返す。第3クォーター、一時はA東京が追いつく場面もあったが、最後まで強度の高いディフェンスを遂行し、攻めても#22ロシターを中心にバランスよく攻めた宇都宮が64-54で勝利し、2年ぶりの天皇杯決勝進出を決めた。


【第1クォーター】
立ち上がり、宇都宮は#22ロシターの3ポイントシュート、フローターなどでリズムをつかむ。A東京も#0トーマスの3ポイントシュートなどで得点を返していく。ディフェンスに定評のある両チームだけに、いずれも思うように得点が伸びていかないが、宇都宮は#40スコット、#4ギブスのポストプレーなどで少しずつリードを広げていく。残り2分58秒、宇都宮#6比江島から#4ギブスへのアシストが決まったところで、A東京がタイムアウト。そのA東京は#0トーマスが1対1を決めるが、その後も宇都宮のディフェンスを崩しきれない。最後はA東京#11須田の3ポイントシュートがリングを弾き、11-15、宇都宮のリードで第1クォーターを終える。

【第2クォーター】
宇都宮#7テーブスのフローターで始まったが、A東京も#53カークがインサイドで奮闘し、粘り強くついていく。しかし宇都宮は#6比江島のジャンプシュート、#40スコットのオフェンスリバウンドからの得点で、再びリードを広げていく。タイムアウトを取ったA東京は#3安藤が3ポイントシュートを決めるが、その後が続かない。逆に宇都宮は#9遠藤のジャンプシュート、#22ロシターの1対1などで得点を重ねていく。終盤、A東京の#0トーマス、#1小島の連続得点が決まったところで、宇都宮がタイムアウトを取る。お互いが2本を決め合い、最後は宇都宮#22ロシターのドライブに#40スコットが合わせてダンクシュート。宇都宮が24-31でリードして、前半を折り返す。

【第3クォーター】
A東京は#0トーマス、#3安藤がシュートを決めるが、宇都宮も#22ロシター、#40スコットが決め返して、お互いにリズムをつかませない。A東京は#75小酒部が3ポイントシュートで続くが、宇都宮の固いディフェンスに連続してシュートを決められず、点差を縮めることができない。それでも粘り強くゲームを進めるA東京は、#75小酒部のドライブ、#5ジョーンズの合わせで3点差に詰め寄ると、ディフェンスでも約3分間、宇都宮の得点をゼロに抑える。残り3分27秒、A東京は#10バラスキーのバスケットカウントで同点に追いつくが、宇都宮は#4ギブス、#7テーブスのジャンプシュートなどで押し返していく。39-45、宇都宮が6点リードして第3クォーターを終える。

【第4クォーター】
立ち上がり、宇都宮#13渡邉がジャンプシュートを決めるが、A東京も#5ジョーンズが決め返し、どちらも抜け出せない。後半1度目のタイムアウトを取ったA東京だったが、宇都宮のディフェンスを攻略できず、守っても#4ギブスの1対1、#5ピークスの3ポイントシュートを止められず、ビハインドが広がっていく。さらに宇都宮は、残り6分5秒、スティールから#22ロシターが速攻を決めて、リードを15点まで広げる。終盤、#5ジョーンズの3ポイントシュート、#53カークのダンクシュートが決まったA東京だったが、宇都宮も#5ピークスのバスケットカウント、#9遠藤のジャンプシュートで返して、リードを保っていく。そのまま54-64で宇都宮がA東京を下した。

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